

Kumiko-mom
フィンランド人と結婚した日本人ママによる、フィンランドでの子育てレポートです。
元フィンランド航空のキャビンアテンダント。フィンランド人の客室乗務員と結婚後、現在はフィンランドの通訳・コーディネーターとして活躍中。
Teacher-mom
日本在住のフィンランド人ママ。2005年8月にご主人の仕事のため来日。元小学校教師の視点で、日本とフィンランドの学校事情や子育てについてレポートします。
Miia-mom
フィンランド在住のフィンランド人ママ。首都ヘルシンキの公的機関で人事プランナーの仕事をもつワーキングママ。フィンランドではワーキングママが一般的! 働きながらの子育てスタイルをご紹介します。
これまでミーテの皆さんに、ブログを通して、フィンランドの読み聞かせや生活をお知らせしながら、同時に私もまたフィンランドを再確認することができました。
私の場合はフィンランド人と結婚し、日本を離れて暮らしています。住むところが違えば、その国の風習や文化・人の考え方や生活様式が変わってくるのは当然です。でも、今までのブログを読み返しながら感じたのは、住む国が違って多少の環境は異なっても、その自分が置かれている環境で「子どもとともに親も育つ」という概念は同じではないかと思いました。
この世に生を受けた私たちは、それぞれに個性があり、人としての価値があります。その個性を尊重して活かしてあげることができたらどんなに素晴らしいことでしょう。
その子を「愛しているよ」「あなたの存在はとても大事」と気持ちを伝え、それをあらわす手段としてスキンシップをたくさんとることは大切だと思います。そのひとつとして、皆さんがとても注目されている読み聞かせの時間は、親と子の心を通わせるステキな時間で、まさに親子の愛情が100%満ち溢れた穏やかなときです。
読み聞かせは子どもが成長していく段階で、物事の理解力を深める、表現力がつく、感受性豊かな子に育てるなどなど、もれなく付いてくる(?)効果ももちろん期待大です。
ですが、私が思うに、頭でっかちにいろいろな効果を先読みしなくても、ただただ、一緒に本を挟んでスキンシップの時間をとる、と思うだけで十分。親子が触れ合って、声に出してストーリーを語り、感想を語り合い、一緒に笑う、そんなホッとする時間の繰り返しが、子どもを知り、親である自分を振り返り、お互いの日々の成長を確認していく機会になると思います。
親子のスキンシップ、いろいろな場面でとれると思いますが、読み聞かせは場所を選ばず(子どもが座るパパやママのおひざさえ、あればいいんですものね!)、1冊の本があればOK。本当にお手軽なスキンシップです。
大きくなったわが子を見ていて、もっともっと読み聞かせをしたかったな、と今更ながらに思います。読解力とか言うことではなく、親と子の愛情の確固たるものを築くには、読み聞かせはやはり最高の方法と改めて思ったからです。
▲私たち家族は夏休みをサマーハウスで過ごします
幸い、自然豊かな田舎に住んでいることもあり、ゆったりとした生活を送ることができたので親子の絆は深いほうだとは思いますが、特にそろそろ母親から離れていく年頃の息子を思うと、幼い頃のスキンシップが懐かしく、やはり多ければ多いほどいいと思ってしまうのです。
これからは少しずつ大人同士の付き合いになるかと思います。サマーハウスで薪を割り、サウナに火をつけ、魚を釣ってスモークし、などなどアウトドアの生活を通しても生きる術を学んでいきます。ひざの上に乗せて、ということはできなくなりましたが、別な一緒の過ごし方を通してまだ少し、独り立ちするまでの手伝いが出来そうです。
これから長い長ーいサマーホリデーが続きます。私たち家族もサマーハウスで個々に(?)読書をしながら、感想を語り合ったりしたいな、と思っています。
ヒルトゥネン 久美子