生後8ヶ月の赤ちゃんの発達・遊び方まとめ|ハイハイとつかまり立ちが始まる時期

生後8ヶ月の赤ちゃんの発達・遊び方まとめ|ハイハイとつかまり立ちが始まる時期

生後8ヶ月になると、赤ちゃんの動きはさらにダイナミックになります。

ハイハイで縦横無尽に移動し、家具につかまって立ち上がろうとする

——その力強さと好奇心に、毎日驚かされるパパ・ママも多いのではないでしょうか。

この記事では、子ども教育福祉を専攻した専門家の視点から、生後8ヶ月の発達の目安と、この時期に合った関わり方をわかりやすく解説します。

前の月の発達についてはこちら → 生後7ヶ月の発達・遊び方まとめ

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この記事に記載している発達の目安はあくまで参考値です。赤ちゃんの成長には個人差があります。気になることがあれば、かかりつけの小児科や専門機関にご相談ください。

生後8ヶ月の身体的発達の目安

生後8ヶ月は、移動運動が一気に発達する時期です。

ずりばいからハイハイへと移行し、家具につかまって立ち上がるつかまり立ちを始める子も出てきます。

腕・脚・体幹のすべての筋肉が総動員されて動く姿は、誕生からわずか8ヶ月とは思えないほどの成長ぶりです。

身長・体重の標準値

項目男の子女の子
身長の目安約65.5〜74.0cm約64.0〜72.8cm
体重の目安約6.9〜10.0kg約6.5〜9.6kg
特記事項ハイハイ開始で消費カロリーが増え、体重増加がさらに緩やかになる子も多い

出典:こども家庭庁「令和5年乳幼児身体発育調査」

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ハイハイが始まると運動量が一気に増えるため、体重の増加ペースが鈍く感じることがあります。これは自然なことで、カーブに沿った増加が続いていれば問題ありません。食欲が急に落ちたり、体重が減少傾向にある場合は小児科に相談してください。

生後8ヶ月でできること

  • ハイハイ:お腹を浮かせた四つ這いで前後左右に移動できるようになる。生後7〜9ヶ月が目安で、90%の赤ちゃんが生後9〜10ヶ月までに習得する(参考:理学療法士によるハイハイの重要性解説
  • つかまり立ち:家具やパパ・ママの足につかまって立ち上がろうとする動きが出始める。生後8〜11ヶ月が目安
  • 一人おすわりの安定:両手を自由に使いながら安定して座れるようになる
  • つまみ動作:親指と人差し指を使って小さなものをつまむ「ピンチグリップ」に近い動きが発達し始める
  • 物の永続性の確立:タオルで隠したおもちゃを自分で探して取り出す動作が安定してくる
  • 指差しの準備:手差し(手全体で方向を示す)が出始め、生後9〜10ヶ月頃の本格的な指差しへの準備が進む

生後8ヶ月の言葉・認知の発達

生後8ヶ月は、認知能力の発達が著しく加速する時期です。

物の永続性の理解が深まり、記憶力が発達し、「意図的なコミュニケーション」の芽生えが見られるようになります。

記憶力の発達

生後8ヶ月になると、短期記憶だけでなく中期的な記憶の保持が可能になってきます。

昨日遊んだおもちゃを覚えている・いつも座る場所でおとなしくなるなど、日常の繰り返しの中で「予測」できる場面が増えてきます。

これは脳の海馬(記憶を司る部位)が急速に発達しているサインです。

物の永続性の確立

目の前から消えたものを「まだどこかに存在する」と確信を持って探せるようになります。

タオルの下に隠したおもちゃを自分でめくって取り出す、ドアの隙間から消えたパパ・ママを探す——

この「探す」行動は、認知発達において非常に重要なマイルストーンです。

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物の永続性の確立は、後追いの激化とも深く関係しています。「パパ・ママはどこに行っても必ずいる」という確信が持てるようになるほど、「いなくなるかもしれない」という不安も増します。これは認知と愛着が両方育っている健全なサインです。

喃語から意図的コミュニケーションへ

「まま」「ばば」「だだ」のような喃語が、特定の人や状況に結びついてくることがあります。

まだ明確な「言葉」ではありませんが、音声と意味が結びつき始めるプロセスが進んでいます。

声のやりとりで「笑ってもらえた」「応じてもらえた」という経験の積み重ねが、言葉の発達を確実に後押ししています。

ハイハイの発達的意義

ハイハイは単なる移動手段ではありません。

四つ這いで左右交互に手足を動かすことで左脳と右脳の連携(脳梁の発達)が促され、体幹・バランス感覚・空間認識が同時に鍛えられます。

つかまり立ちに早く移行したとしても、ハイハイの時間を意図的に確保することが発達にとって有益とされています。

生後8ヶ月の離乳食の進め方

生後8ヶ月は、離乳食が2回食に移行する目安の時期です。

食材の種類もさらに広がり、赤ちゃんの食べる力が着実についてくる段階です。

2回食の定着と食材の広げ方

  • 固さの目安:舌でつぶせる絹ごし豆腐くらいの固さ(離乳中期)
  • 回数:1日2回が基本。2回の食事でリズムをつけていく
  • 食材:10倍粥→7倍粥へ移行。野菜・豆腐・白身魚に加え、卵黄(固ゆで)・赤身魚・鶏ひき肉なども少量から試せる
  • 授乳:離乳食後に授乳。その他は授乳リズムに沿って1日3回程度
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卵・乳製品・小麦はアレルギーを起こしやすい食材です。これらを初めて試すときは必ず1種類ずつ、午前中に少量だけ与えてください。反応が出た場合に受診できる時間帯に行うことが原則です。アレルギーが心配な場合は、かかりつけの小児科に事前に相談しておくと安心です。

生後8ヶ月の赤ちゃんとの遊び方

ハイハイ・つかまり立ち・物の永続性の確立と、体と脳が急速に発達するこの時期は、動く遊び・探す遊び・まねる遊びの3つが発達に特に効果的です。

1. ハイハイを楽しむ追いかけっこ

ハイハイができるようになったら、広いスペースで「逃げる→追いかける」遊びを取り入れてみましょう。

パパ・ママがハイハイで逃げると、赤ちゃんが追いかけてくる、という単純なやりとりが、全身運動・社会的コミュニケーション・喜びの感情を同時に育てます。

床にプレイマットを敷いて安全なスペースを確保してから行ってください。

2. かくれんぼ・物の永続性遊び

タオルや小さな布の下においたおもちゃを赤ちゃんに探させる遊びは、物の永続性の理解を深めるのに効果的です。

「どこかな?」と声をかけながら一緒に探し、見つけたときに「あったね!」と大げさに喜ぶやりとりが、探索意欲と達成感を育てます。

3. つかまり立ちを促す環境づくり

ローテーブルや安定したソファなど、赤ちゃんが手をつきやすい高さの家具の前においたおもちゃを使って、自然とつかまり立ちを促しましょう。

「立ちたい」という意欲に応える環境づくりが大切で、無理に立たせる必要はありません。

転倒に備えてマットを敷いておくことも必須です。

4. 指先遊び・容器への出し入れ

ピンチグリップが発達するこの時期は、容器の中にボールを入れたり出したりする遊びが指先の発達に効果的です。

シンプルな入れ物と大きめのブロックや柔らかいボールがあれば十分できます。

誤飲リスクのない大きさのものを必ず使ってください。

5. まねっこ遊び・手遊びうた

「バイバイ」「パチパチ」「いただきます」など動作を伴う言葉かけを繰り返しましょう。

この時期の赤ちゃんは模倣能力が著しく発達しており、「見る→脳で処理する→体で試みる」サイクルが加速しています。

「むすんでひらいて」「おてての手遊び」などのわらべうた遊びも、手指の発達と言語刺激を同時に促します。

0歳向けのおすすめ絵本は0歳におすすめの絵本まとめをご覧ください。

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ハイハイは将来の姿勢・バランス感覚・脳の左右連携に大きく関わる重要な運動です。つかまり立ちに移行してもハイハイの機会をできるだけ多く確保してあげてください。広いスペースと安全な床環境が、ハイハイをたくさんさせる最高のサポートです。

生後8ヶ月におすすめのアイテム・情報

ハイハイ・つかまり立ちが始まり行動範囲が一気に広がるこの時期は、安全対策と発達に合ったおもちゃ選びが特に重要になります。

知育玩具サブスク

指先遊び・容器の出し入れ・音が出るボタン操作など、この時期に適した知育玩具は月齢によって変化が早く、「買ってもすぐ飽きる」という悩みが出てきやすい時期でもあります。

トイサブは保育士が月齢に合ったおもちゃを選んでくれるサブスクで、生後3ヶ月から対応、継続率97%が特徴です。

なかよしライブラリーでは誕生日プレゼントやお祝いに選ばれる安全な木のおもちゃを幅広く取り扱っています。

詳しくはおもちゃサブスク比較まとめをご覧ください。

木のおもちゃ

ピンチグリップが発達し手の感覚が研ぎ澄まされるこの時期は、木のおもちゃが持つ独特の温かみ・重さ・感触が触覚の発達に適しています

なかよしライブラリーは安全性にこだわった木のおもちゃ・子ども家具の専門店で、誕生日プレゼントを探している層に特に人気のサービスです。

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模倣遊び・生活習慣・発達に合わせた知育と、こどもちゃれんじbabyのコンテンツがこの時期の発達にフィットしてくる月齢です。

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0〜1歳向け通信教育の比較は0歳・1歳の通信教育比較まとめも参考にしてください。

育児情報の収集

ハイハイ・つかまり立ち・離乳食の2回食と、生後8ヶ月は初めての経験が続く時期です。

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育児情報を集めながら特典も受け取れるので、気軽に活用してみてください。

生後8ヶ月におすすめの絵本

物の永続性が確立し、模倣能力が発達するこの時期は、「仕掛け絵本」と「動作を一緒に楽しめる絵本」が特におすすめです。

フラップをめくるとキャラクターが現れる仕掛け絵本は物の永続性の理解を深め、動作を促す絵本は模倣遊びと言語発達を同時に後押しします。

また繰り返しフレーズが豊富な絵本は、喃語から言葉へのつながりを育てる言語刺激として非常に有効です。

0歳向けのおすすめ絵本は0歳におすすめの絵本まとめでまとめて紹介しています。

次の月齢の発達が気になる方は → 生後9ヶ月の発達・遊び方まとめ

生後8ヶ月に関するよくある質問

生後8ヶ月でハイハイをしません。問題がありますか?

生後8ヶ月でハイハイをしない子は珍しくありません。

ずりばいのまま伝い歩きへ移行する子や、ハイハイをほとんどせずにつかまり立ちへ進む子もいます。

9〜10ヶ月健診で確認してもらうことができるので、気になる場合は健診のタイミングで小児科医や保健師に相談してみてください。

つかまり立ちを始めて転倒が心配です。どう対策すればいいですか?

転倒は発達の過程で避けられないことですが、大きなケガを防ぐための環境整備は必要です。

  • 床にプレイマットやジョイントマットを敷く
  • 家具の角にコーナーガードをつける
  • テーブルクロスなど引っ張ると落ちてくるものを撤去する
  • コンセントカバーをつける

といった対策から始めましょう。

ベビーゲートで立入禁止区域を設けることも有効です。

生後8ヶ月の離乳食で卵をいつ始めるべきですか?

卵は食物アレルギーの原因食材として最も多い食品のひとつです。

初めて試す際は必ず固ゆで卵の黄身を耳かき1杯程度から始め、午前中に与えてください。

複数日続けて問題がなければ少しずつ量を増やしていきます。

アレルギーが心配な場合はかかりつけの小児科に事前に相談してから進めると安心です。

ハイハイより先につかまり立ちをしてしまいました。ハイハイさせるべきですか?

つかまり立ちが早く始まることは珍しくありませんが、ハイハイは脳の左右連携・体幹・バランス感覚の発達に重要な運動です。

つかまり立ちへ移行してもハイハイの機会を積極的に作ってあげることが理想的です。

広いスペースでハイハイを促す遊びを続けることで、自然にハイハイを経験させることができます。

生後8ヶ月で「ままま」「ばばば」と言います。これは言葉ですか?

生後8ヶ月での「まま」「ばば」は、まだ特定の意味を持つ「言葉」ではなく喃語の段階であることがほとんどです。

ただし、ママの方を向いて「まま」と言うなど、音声と状況が結びついている場面が増えていれば、言葉の発達が着実に進んでいるサインです。

初めての意味ある言葉(初語)は生後10ヶ月〜1歳頃に出てくることが多いです。

まとめ:生後8ヶ月は「探索・模倣・移動」が全開になる時期

生後8ヶ月は、ハイハイ・つかまり立ち・物の永続性の確立・模倣の発達と、体と脳が同時に大きく成長する時期です。

赤ちゃんが自分の力で世界を探索しようとするエネルギーを、安全な環境の中でできる限り応援してあげてください。

監修者
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ハイハイで縦横無尽に動き回る赤ちゃんを追いかけながら、「また行った!」と笑える余裕が持てたら最高です。大変な時期ですが、この時期の赤ちゃんの「探索したい」という強い意欲は、生涯にわたる学ぶ力の原点になっています。

次の月齢が気になる方はこちら → 生後9ヶ月の発達・遊び方まとめ

この記事の監修者
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子ども教育福祉 専門監修

  • 発達心理学
  • 幼児教育
  • 知育研究
  • 乳幼児の発達支援

子ども教育福祉を専攻し、現場の経験のある専門家が、発達心理学や知育研究に基づき全記事を監修しています。医療的な判断が必要な内容は、必ず専門機関への相談を推奨しています。

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