生後16ヶ月(1歳4ヶ月)の発達・遊び方まとめ|言葉の貯金が最大化し自宅学習の習慣が根づく時期

生後16ヶ月(1歳4ヶ月)の発達・遊び方まとめ|言葉の貯金が最大化し自宅学習の習慣が根づく時期

1歳4ヶ月を迎えると、歩行はすっかり日常の移動手段として定着し、走ろうとする動きが出てくる子も現れます。

言語発達においては「言葉の貯金が増える時期」の後半にさしかかり、脳の中に蓄積された語彙のネットワークがいよいよ飽和点に近づいてきます。

1歳半の語彙爆発まであとわずか

——その直前の「助走期間」を全力で支える時期です。

この記事では、子ども教育福祉を専攻した専門家の視点から、1歳4ヶ月(生後16ヶ月)の発達の目安と、この時期に合った関わり方をわかりやすく解説します。

前の月の発達についてはこちら → 生後15ヶ月(1歳3ヶ月)の発達・遊び方まとめ

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この記事に記載している発達の目安はあくまで参考値です。1歳以降は発達の個人差がさらに広がります。気になることがあれば、かかりつけの小児科や1歳半健診のタイミングで専門家にご相談ください。

  1. 1歳4ヶ月の身体的発達の目安
    1. 身長・体重の標準値
    2. 1歳4ヶ月でできること
  2. 1歳4ヶ月の言葉・認知の発達
    1. 語彙爆発前夜の蓄積期
    2. 見立て遊び・ごっこ遊びの深化
    3. 自己概念の発達
  3. 1歳4ヶ月の食事の進め方
    1. この時期の食事のポイント
  4. 1歳4ヶ月の子どもとの遊び方
    1. 1. 全身を使った外遊び・運動遊び
    2. 2. 積み木・クレヨン・スプーン遊び
    3. 3. ごっこ遊び・見立て遊びのレパートリーを広げる
    4. 4. 言葉のやりとりを増やす遊び
    5. 5. 読み聞かせの継続
  5. 1歳4ヶ月におすすめのアイテム・情報
    1. 通信教育教材で自宅学習の習慣をつける
    2. 月齢別に届く知育玩具サブスク
    3. 英語絵本の定期便
  6. 1歳4ヶ月におすすめの絵本
  7. 1歳4ヶ月ごろ、言葉が増える途中に見たい3つのやりとり
    1. 心配だけでなく、楽しめている場面も一緒に残す
    2. 月齢・絵本・相談先をつなげて見る
  8. 生後16か月(1歳4か月)に関するよくある質問
    1. 1歳4ヶ月で言葉がまだ少ないです。1歳半健診まで待てばいいですか?
    2. 「じぶんで!」と言って何でも自分でやりたがります。どう関わればいいですか?
    3. クレヨンで壁に落書きをします。どう対応すればいいですか?
    4. 走ろうとして転倒が増えました。どんな対策が必要ですか?
    5. 天神とこどもちゃれんじ、1歳4ヶ月ならどちらが合っていますか?
  9. まとめ:1歳4ヶ月は語彙爆発の直前期——今の関わりが1歳半の爆発を決める
  10. 1歳4ヶ月は、ことばの数より『伝えようとする場面』を集める
    1. 家庭で無理なく続ける、小さな関わり
    2. 前後の月齢と、気になることをつなげて見る
  11. 1歳4ヶ月から次の月へ、言葉を数えずに残しておきたいこと
  12. 1歳4ヶ月で言葉が少ないと感じるとき、数より先に見たいこと
    1. 生活の中で一日一場面だけ待つ
    2. 気になることは場面でメモする
  13. 言葉がまだ少ないと感じるとき
  14. 1歳の言葉が気になるときの月齢別の見方
  15. 『自分で』が増えて、気持ちがぶつかるとき
  16. 1歳4ヶ月ごろの「伝えたい」を、3分で見直すメモ

1歳4ヶ月の身体的発達の目安

1歳4ヶ月は、歩行が「移動手段」として完全に定着する時期です。

腕はローガードに近づき、大人に近い自然な歩き方へと発達していきます。

走ろうとする動き・段差の上り下り・ボールを蹴ろうとする動作など、歩行を基盤にした様々な運動スキルへの挑戦が始まります(参考:小児科オンラインジャーナル:はじめての歩行)。

身長・体重の標準値

項目男の子女の子
身長の目安約75.0〜82.5cm約73.5〜81.5cm
体重の目安約9.2〜11.5kg約8.5〜10.8kg
特記事項月ごとの増加は約100〜200g程度。体重より身長の伸びが目立つ時期

出典:こども家庭庁「令和5年乳幼児身体発育調査」

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よく動き回るようになるにつれ、体重の増加はさらに緩やかになります。「最近増えていない」と感じても、食欲があり元気に動き回っているなら成長は順調です。1歳半健診でまとめて確認してもらいましょう。

1歳4ヶ月でできること

  • 歩行の完全定着:腕を自然に振りながら歩く動作が安定。転倒が大幅に減り、歩行が主要な移動手段として完全に定着する
  • 走ろうとする動き:急いで移動したいときに駆け足に近い動作が出始める。まだぎこちないが「走る」という動作の萌芽
  • 段差の上り下り:低い段差を一人で上り下りできる子が増える。降りるときは足から慎重に降りようとする
  • ボール遊び:転がってくるボールを蹴ろうとする・投げようとするといった動作が楽しめるようになる
  • 手先の発達:積み木を4〜5個積む・クレヨンで殴り書きをする・スプーンを使って食べようとするなど指先の操作がさらに精密に
  • 言葉:話せる単語が少しずつ増加。語彙爆発の直前期として言葉の蓄積が続いている
  • 2語文:「ワンワン、いた!」「マンマ、もっと」など2語をつなげる動きが出てくる子も
  • 自己主張の強化:「じぶんで!」「いや!」がより力強くなり、思い通りにならないと激しく泣くこともある

1歳4ヶ月の言葉・認知の発達

1歳3〜5ヶ月は「言葉の貯金が増える時期」とされており、1歳4ヶ月はその中でも蓄積量が最大化していく段階です。

話せる言葉はまだ少なくても、脳の中の語彙ネットワークはこの時期に急速に構築されており、1歳半以降の語彙爆発の「規模」を決定づけています(参考:トイサブ:1歳の言語発達はどのくらい?)。

語彙爆発前夜の蓄積期

語彙爆発とは、50語程度の自発語が蓄積されたタイミングで起きると言われています。

1歳4ヶ月の時点で話せる言葉が少なくても、聞いてわかる言葉(受容言語)は数十〜数百に達していることがほとんどです。

毎日の語りかけ・読み聞かせ・遊びの中で積み重なった「言葉の貯金」が、1歳半前後に一気に「話す言葉」として表れます。

この時期の関わりの質が、語彙爆発の豊かさを直接左右します。

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「まだ言葉が少ない」と感じるとき、話せる言葉の数よりも「指差しへの反応があるか」「名前を呼ばれて振り向くか」「簡単な指示を理解しているか」に注目してください。これらが確認できていれば、言語発達は着実に進んでいます。1歳半健診での評価を参考にしながら、今は語りかけと読み聞かせを丁寧に続けることが最善のサポートです。

見立て遊び・ごっこ遊びの深化

見立て遊びのレパートリーがさらに広がり、複数の場面を組み合わせた「ストーリーのある遊び」の萌芽が見られる子も出てきます。

ぬいぐるみを寝かしつける→毛布をかける→「ねんね」

と言うといった一連の流れを再現できるようになると、象徴機能と記憶の発達が著しく進んでいるサインです。

自己概念の発達

鏡を見て自分だと認識する「自己認識」が確立してきます。

「〇〇ちゃんはどこ?」と聞くと自分を指す・鏡の前でポーズをとるといった行動がその表れです。

自己概念の発達は自己主張・羞恥心・共感といった社会的感情の基盤になります。

1歳4ヶ月の食事の進め方

1歳4ヶ月は完了期(パクパク期)が安定してくる時期です。

食材の幅・食感・調理法のバリエーションをさらに広げながら、食の自立に向けたスプーン・フォーク練習を継続していきます。

この時期の食事のポイント

  • 固さの目安:前歯でかじり取れる固さが基本。奥歯が生えてきた子は大人に近い固さのものへ少しずつ移行できる
  • スプーン・フォークの練習:手づかみと並行してスプーン・フォークを持たせる。こぼしても怒らず、挑戦を褒めることが自立を促す
  • コップ飲みの練習:両手持ちのコップで水や麦茶を飲む練習をこの時期から本格的に始めると、2歳頃には安定してくる
  • 食べムラ・偏食への対応:食べない日・食べない食材が出てきても焦らず、食卓の雰囲気を明るく保つことを優先する
  • 家族と同じ食卓:家族と同じテーブルで食事を楽しむ経験が、食への興味と「食べる意欲」を長期的に育てる
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コップ飲みは「こぼさないように」と親が手を添えすぎると、自分で調整する感覚が身につきにくくなります。こぼれることを前提にしながら、できるだけ自分でコントロールする機会を作ってあげてください。

1歳4ヶ月の子どもとの遊び方

歩行の完全定着・言葉の貯金の最大化・ごっこ遊びの深化と、1歳4ヶ月は遊びの世界がさらに豊かになる時期です。

「体を使った大きな動き」「手先を使った精密な操作」「言葉でつながるやりとり」の3つをバランスよく取り入れた遊びが、この時期の発達を最も効果的に後押しします。

1. 全身を使った外遊び・運動遊び

公園での自由歩行・走ろうとする動き・ボール転がし・砂遊び・段差の上り下りなど、全身を使った遊びがこの時期の運動発達を豊かにします。

「あそこまで走ってみよう」「ボールを蹴ってみよう」と声をかけながら一緒に体を動かすことで、運動の楽しさと挑戦意欲が育まれます。

転倒対策の環境整備は継続して行いましょう。

2. 積み木・クレヨン・スプーン遊び

以下の練習をするといった指先を使った遊びが、この時期の手先の精密な発達を促します。

・積み木を高く積み上げる
・大きな紙にクレヨンで殴り書きをする
・スプーンでものをすくう

クレヨンの殴り書きは「絵を描く」という創造活動の第一歩であり、自由に描かせることが大切です。

上手・下手は関係なく「描けたね!」と認める関わりが創造性の土台を作ります。

3. ごっこ遊び・見立て遊びのレパートリーを広げる

おままごと・お世話遊び・お買い物ごっこなど、ごっこ遊びのレパートリーをどんどん広げていきましょう。

大人が積極的に参加して言葉を添えることで、語彙と想像力が同時に育まれます。

この時期のごっこ遊びへの豊かな関わりが、2歳以降の社会性と言語能力の発達に大きく貢献します。

4. 言葉のやりとりを増やす遊び

・「これは何?」「どこにあるかな?」と問いかける絵本遊び
・子どもが発した言葉を受け取って返すおうむ返し
・日常の動作を実況中継するように言語化する語りかけ

こうした内容が、語彙爆発前夜の言葉の貯金をさらに豊かにします。

子どもが注目しているものに素早く言葉をつける「共同注意への言語化」が最も効果的なアプローチです。

5. 読み聞かせの継続

語彙爆発まであとわずかのこの時期、読み聞かせの継続が特に重要です。

子どもが自分でページをめくる・指差しで絵に反応するといった積極的な参加を大切にしながら、ゆっくりとインタラクティブに読み進めてください。

1歳向けのおすすめ絵本は1歳におすすめの絵本まとめをご覧ください。

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この時期の「自分でやりたい」という気持ちは、時として大人にとって大きなストレスになります。靴を自分で履こうとして10分かかる・着替えを手伝おうとすると怒る——でもこの「時間のかかる自立」の積み重ねこそが、2歳・3歳以降の本物の自立を育てています。スケジュールに余裕を持たせて「待つ時間」を意識的に作ってあげてください。

1歳4ヶ月におすすめのアイテム・情報

歩行の完全定着・言葉の貯金の最大化・ごっこ遊びの深化と、1歳4ヶ月は発達に合ったアイテムが遊びと学びを一層豊かにする時期です。

通信教育教材で自宅学習の習慣をつける

語彙爆発が迫るこの時期は、月齢に合った教材の刺激が言語と知育の発達を効果的に後押しします。

幼児ポピーは紙テキスト中心でコスパに優れ、1歳向けの「ももちゃん」コースでは言語・知育・生活習慣をバランスよくカバーしています。

天神はモンテッソーリ教育ベースの買い切り型タブレット教材で、発達に合わせてステップアップできる問題設計が特徴です。

自宅学習の習慣をこの時期から根づかせたい方は、まずは無料資料請求から始めてみてください。

詳しくは0歳・1歳の通信教育比較まとめもご覧ください。

月齢別に届く知育玩具サブスク

歩行遊び・ごっこ遊び・指先遊びと、1歳4ヶ月で楽しめるおもちゃのジャンルは急速に広がります。

毎月の発達に合わせておもちゃを入れ替えてくれるサブスクサービスは、この時期の発達サポートに特に有効です。

詳しくはおもちゃサブスク比較まとめをご覧ください。

英語絵本の定期便

語彙爆発が近づくこの時期に英語の音とリズムへの接触を継続することが、日本語の語彙爆発と並行した英語感覚の育成につながります。

Baby English Labo(BEL)は0〜2歳向けの英語絵本定期便で、英語が苦手なパパ・ママでも親子で自然に楽しめる設計になっています。

「英語を日常に取り入れたいけど何から始めればいいかわからない」という方に最適なサービスです。

1歳4ヶ月におすすめの絵本

語彙爆発の直前にあるこの時期は、

「言葉と絵が明確に対応した絵本」
「日常生活の場面を描いた生活絵本」
「子どもが好きなキャラクターや動物が登場する絵本」

が特におすすめです。

子どもが自分でページをめくる・指差しで絵に反応する・読み終わった後に「もう1回!」とせがむような絵本を選ぶことが、読み聞かせを豊かなやりとりの場にする最大のポイントです。

1歳向けのおすすめ絵本は1歳におすすめの絵本まとめでまとめて紹介しています。

次の月齢の発達が気になる方は → 生後17ヶ月(1歳5ヶ月)の発達・遊び方まとめ

1歳4ヶ月ごろ、言葉が増える途中に見たい3つのやりとり

言葉が増える速さには幅があります。単語の数を数えるより、「分かっている様子」「伝えようとする様子」「大人とのやりとり」の三つを、いつもの生活で見ていくと相談したいことも整理しやすくなります。

見たいこと短く残す例
分かっている様子『持ってきて』『おいで』のような短い言葉に、場面に合った反応があるか
伝えようとする様子言葉、声、指さし、身ぶりなど、本人なりの伝え方が出る場面
やりとり大人のまね、交代で遊ぶ、絵本の同じページを見るなど、楽しい往復があったか

心配だけでなく、楽しめている場面も一緒に残す

気になることがあるときも、うまくいかなかった場面だけでなく、好きな遊びや安心してやりとりできた場面を一つ添えると、家庭で見えている様子を共有しやすくなります。心配が強い、生活の中で困りごとが続くと感じるときは、健診を待たずに自治体の保健センターやかかりつけ医へ相談してください。

こども家庭庁は、1歳6ヶ月児健診で身体の発育、栄養、運動や言語の発達などを確認すると案内しています。家庭での短いメモは、相談時に状況を伝える助けになります。

月齢・絵本・相談先をつなげて見る

参考情報:こども家庭庁 母子健康手帳ウェブサイト「乳幼児健診について」

生後16か月(1歳4か月)に関するよくある質問

1歳4ヶ月で言葉がまだ少ないです。1歳半健診まで待てばいいですか?

名前を呼ばれて振り向く・指差しへの反応がある・「持ってきて」などの指示を理解しているなら、1歳半健診まで様子を見ることが多いです。

ただし言葉への反応が全体的に乏しい・目が合いにくいといった場合は、健診を待たずに早めにかかりつけ医に相談することをおすすめします。

個人差があります。

「じぶんで!」と言って何でも自分でやりたがります。どう関わればいいですか?

自己主張が強まるのはこの時期の正常な発達です。

時間に余裕があるときは「じゃあ自分でやってみよう」と積極的にチャレンジさせてあげてください。

どうしても時間がないときは「今日は急いでいるから手伝うね、次は自分でやろうね」と理由を伝えてから手伝うことで、気持ちを受け止めながらスムーズに対応できます。

クレヨンで壁に落書きをします。どう対応すればいいですか?

壁への落書きはこの時期によくある行動です。

「紙に描く」というルールを繰り返し伝えながら、大きな紙をテーブルや壁に貼って「ここに描いていいよ」という場所を作ることが最も効果的な対策です。

壁への落書きを見つけたときは感情的に叱るより、「お壁は描かないよ、ここに描こうね」と穏やかに伝え直すことを繰り返しましょう。

走ろうとして転倒が増えました。どんな対策が必要ですか?

走ろうとする動きが出始めるこの時期は転倒が増えます。

室内では家具の角へのコーナーガード設置・滑りにくい靴下の使用・硬い床へのマット敷きが基本的な対策です。

外遊びでは膝・肘のパッドが入った服装が転倒時の怪我を軽減します。

転倒自体は運動発達の過程として避けられませんが、怪我のリスクを下げる環境整備は丁寧に行いましょう。

天神とこどもちゃれんじ、1歳4ヶ月ならどちらが合っていますか?

こどもちゃれんじは毎月月齢に合った知育玩具・絵本・情報誌が届くサブスク型で、まず試してみたい方や毎月新しい刺激を届けたい方に向いています。

天神は買い切り型のタブレット教材で、0歳から6歳まで長期間使い続けられるモンテッソーリ教育ベースの設計が特徴です。

詳しい比較は0歳・1歳の通信教育比較まとめをご覧ください。

まとめ:1歳4ヶ月は語彙爆発の直前期——今の関わりが1歳半の爆発を決める

1歳4ヶ月は、歩行の完全定着・言葉の貯金の最大化・ごっこ遊びの深化と、1歳半に向けて発達のあらゆる側面が最終準備に入る時期です。

話せる言葉はまだ少なくても、毎日の語りかけ・読み聞かせ・豊かな遊び体験が、脳の中に確実に積み重なっています。

1歳半健診まであとわずか——この時期の関わりの質が、語彙爆発の豊かさを直接決めます。

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「まだ言葉が少ない」「まだうまく走れない」——周りの子と比べて不安になる気持ちはとてもよくわかります。でも発達の「速さ」より「今この子が何に夢中になっているか」に目を向けてあげてください。その子が今一番楽しんでいることに一緒に熱中することが、どんな教材よりも確実な発達サポートです。

次の月齢が気になる方はこちら → 生後17ヶ月(1歳5ヶ月)の発達・遊び方まとめ

1歳4ヶ月は、ことばの数より『伝えようとする場面』を集める

生後16ヶ月ごろは、言葉が増えてきたように見える日もあれば、指さしや表情だけで伝える日もあります。話せる単語の数だけを数えると心配が大きくなりやすいため、どんな場面で大人へ伝えようとしているかも一緒に見てみましょう。

水を飲みたいときにコップを見る、外へ行きたいときに靴を持ってくる、好きな絵本を持ってくる。子どもの行動に『お水だね』『外に行きたいんだね』と短く言葉を添えると、正解を教えるより自然にやりとりが続きます。

この時期は、まねっこや手遊びを一緒に楽しむ入口にもなります。手をたたく、ぬいぐるみに食べさせる、積み木を積んで崩すなど、大人が一度見せて、子どものやり方を待つ時間を作ってみてください。

家庭で無理なく続ける、小さな関わり

  • 一日の中で『伝えようとした場面』を一つだけ思い出す
  • 子どもの身ぶりを先回りで止めず、短い言葉で返す
  • 遊びは難しくしすぎず、同じ動きを一緒に繰り返す

月齢は目安です。できることを急がせるより、子どもが今興味を向けているものや、伝えようとしている方法を見つけることを大切にしましょう。気になることが続くときは、相談先を使ってください。

前後の月齢と、気になることをつなげて見る

参考情報:厚生労働省「乳幼児に対する健康診査の実施について」明治「1歳4ヵ月頃〜1歳半頃のお子さまの発育と発達」

1歳4ヶ月から次の月へ、言葉を数えずに残しておきたいこと

新しい言葉の数だけでなく、指さしで伝えたこと、こちらの言葉を分かって動いたこと、まねして出た音を短くメモしておくと、次の月の変化を見つけやすくなります。毎日書く必要はありません。印象に残った一場面だけで十分です。

言葉が出にくい日があっても、急いで言い直させるより、子どもが見ているものを短く言葉にして返します。気になることが続くときは、言葉の数だけでなく理解や身ぶりも含めて相談先へ伝えられるようにします。

次の月に出やすい変化は生後17ヶ月の発達・遊び方、言葉の見方をもう少し整理したいときは1〜2歳の言葉の発達が気になるときにを参考にしてください。

1歳4ヶ月で言葉が少ないと感じるとき、数より先に見たいこと

この時期は、話せる単語の数だけで比べると心配が大きくなりがちです。けれど、呼びかけに顔を向ける、好きな物を持ってくる、手ぶりや目線で知らせるなど、言葉になる前のやりとりにも大切な手がかりがあります。

生活の中で一日一場面だけ待つ

食事で飲み物を選ぶ、散歩で見つけた物に立ち止まる、絵本で知っている物を探す。このどれか一つだけで、子どもの反応を急かさず待ちます。指す、見る、声を出す、手を引くなどの伝え方を受けてから、短い言葉で返します。

気になることは場面でメモする

言葉の数を毎日数えるより、「名前を呼ぶと振り向いた」「犬を見て大人の顔を見た」のように、いつ・何に・どう反応したかを残す方が、健診や相談で伝えやすくなります。理解ややりとりも含めた見方は1歳・2歳で言葉が遅いと感じるときの見方、指さしを含む関わりは指さしが少ないときに見る4つのやりとりも参考にしてください。

心配が重なって続くときは、次の健診を待たずに地域の相談先やかかりつけ医へ。相談時の観察の視点はこども家庭庁の乳幼児健康診査研修資料にも示されています。

言葉がまだ少ないと感じるとき

1歳4ヶ月で、理解しているようなのに言葉が出ないと心配なときは、発語数だけでなくしぐさややりとりも一緒に見ます。家庭での見方は1歳4ヶ月で言葉が出ないときに見ることにまとめています。

1歳の言葉が気になるときの月齢別の見方

1歳前半の言葉や指さしが気になるときは、月齢だけで結論を急がず、理解や身ぶりも一緒に見ます。1歳で言葉が少ないときの月齢別ガイドで月齢ごとの整理を確認してください。

『自分で』が増えて、気持ちがぶつかるとき

1歳4ヶ月ごろに着替えや食事で『自分で』が強くなったら、月齢全体の見方に加えて、1歳4ヶ月のイヤイヤ期?「自分で」が増えたときの受け止め方と相談目安で選ばせ方と気持ちの受け止め方を確認できます。

1歳4ヶ月ごろの「伝えたい」を、3分で見直すメモ

「16ヶ月」とだけ調べたときに、今の様子をどこから見ればよいか迷ったら、単語の数を数える前に、親子のやりとりを一場面だけ振り返ります。食事、外出、絵本のどれかで十分です。

  • 見つけたもの:大人へ目線や手ぶりで知らせようとしたか
  • 聞いたこと:いつもの短い言葉に、顔や動きで返したか
  • 続いたこと:大人が短く返したあと、もう一度やりとりがあったか

一度の結果で決めず、同じ場面を数日後にもう一度見ると、変化をつかみやすくなります。

次の月の生活や遊びまでつなげて見たいときは、1歳5ヶ月の発達・遊び方へ。言葉の心配を月齢横断で整理したいときは、1歳の言葉が少ないときの月齢別ガイドを使ってください。

心配が続くときの相談先や乳幼児健診の案内は、こども家庭庁・母子健康手帳ウェブサイトで確認できます。

この記事の監修者
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子ども教育福祉 専門監修

  • 発達心理学
  • 幼児教育
  • 知育研究
  • 乳幼児の発達支援

子ども教育福祉を専攻し、現場の経験のある専門家が、発達心理学や知育研究に基づき全記事を監修しています。医療的な判断が必要な内容は、必ず専門機関への相談を推奨しています。

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