生後8ヶ月の家遊び|はいはい前後を安全に楽しむ室内の関わり方

生後8ヶ月の家遊び|はいはい前後を安全に楽しむ室内の関わり方

生後8ヶ月ごろは、はいはい、つかまり立ちの前ぶれ、手を伸ばして物を確かめる動きが増え、家の中の過ごし方が急に変わったように感じる時期です。たくさん遊ばせようとするより、動きたい気持ちを止めずに見守れる場所を一つ作ると、親子ともに過ごしやすくなります。

このページは発達を判定するためのものではありません。家庭で安全に遊ぶための準備と、赤ちゃんの反応を見ながら続けやすい関わり方を整理する案内です。心配が続くときは、気になった場面をメモして健診や地域の子育て相談で共有してください。

遊びの時間は長さよりも、赤ちゃんが自分から手を伸ばしたり、目を向けたりした瞬間に大人が短く返すことを大切にします。疲れている日は、遊びを足すより安全な場所で一緒に休むだけでも十分です。

まずは、動きを止めない安全な遊び場を一つ作る

床に小さな物や不安定な台を置かず、手が届く範囲のコードや倒れやすい物を見直します。赤ちゃんが移動できる場所を毎回変える必要はありません。いつもの敷物や低い棚の前など、見守る大人が近くにいられる範囲を決めると、遊びの途中で慌てにくくなります。

  • 口に入る大きさの物や、割れやすい物が近くにないかを遊ぶ前に一度見る
  • つかまり立ちの前ぶれがあるときは、体重をかけそうな家具が安定しているかを確かめる
  • 遊び道具は一度にたくさん出さず、赤ちゃんが自分で選べる量に絞る

月齢全体の発達、食事、睡眠も一緒に確認したいときは、生後8ヶ月の発達・遊び方まとめを先に読んでおくと、家遊びだけに不安を集中させずに整理できます。

はいはい前後に試しやすい、3つの家遊び

少し先に置いて、行きたい気持ちを待つ

好きな布絵本や安全なボールを、届きそうで届かない場所にそっと置きます。大人が何度も動かすより、赤ちゃんが目で追う、手を伸ばす、体の向きを変える様子を待ちます。途中でやめても失敗ではありません。

入れる・出す・たたくを、近くで一緒に見る

大きさに余裕のある容器と、安全を確認した大きめの物を使い、入れる、出す、手で触る動きを一緒に見ます。新しい物を増やすことより、同じ動きをくり返したがる時間を邪魔しない方が、赤ちゃんの集中が続くことがあります。

絵本は最後まで読まず、開いたページから始める

移動したあとに落ち着く時間がほしいときは、短い絵本をそばに置いて、赤ちゃんが開いたページを一緒に見ます。生後8ヶ月に合う絵本の選び方では8ヶ月ごろに選びやすい絵本を、絵本の読み聞かせを親子のやりとりにするコツでは反応に合わせた読み方をまとめています。

遊びがうまく続かない日は、量を増やさない

眠さや空腹、いつもと違う予定がある日は、同じ遊びでも反応が違います。『できるようにする』ために遊びを増やすのではなく、いつもより短く切り上げる、抱っこで窓の外を見る、絵本を一冊だけ開くなど、親子が戻りやすい関わりへ小さくします。

相談前に残しておくと伝えやすいこと

気になったときは、できないことを一つだけ書くより、『どんな場所で』『何に目を向けたか』『いつもと違ったか』を短く残します。移動や手の使い方、呼びかけへの反応などで心配が続く場合に、健診や相談先へ普段の様子を共有しやすくなります。

参考情報:札幌市「ふれあってあそぼう」横浜市「どれどれ」

前後の月齢とつなげて見る

寝返りやおすわりが中心だった前の時期は生後7ヶ月の発達・遊び方まとめ、指さしやつかまり立ちが気になり始める次の時期は生後9ヶ月の発達・遊び方まとめにまとめています。月齢ごとの変化を並べて見ると、今日できたことだけで急いで結論を出さずに済みます。

よくある質問

はいはいをあまりしないとき、家遊びで練習させた方がよいですか?

特定の動きを急がせるより、安全な場所で体の向きを変えたり、手を伸ばしたりできる時間を作ります。気になる様子が続くときは、普段の動きを相談先に伝えます。

おもちゃを増やさないと、遊びが足りなくなりますか?

同じ物を触る、入れる、音を聞くといったくり返しも遊びです。一度に増やすより、赤ちゃんが今向いている物を近くで一緒に見る方が、家庭では続けやすいことがあります。

この記事の監修者
監修者

子ども教育福祉 専門監修

  • 発達心理学
  • 幼児教育
  • 知育研究
  • 乳幼児の発達支援

子ども教育福祉を専攻し、現場の経験のある専門家が、発達心理学や知育研究に基づき全記事を監修しています。医療的な判断が必要な内容は、必ず専門機関への相談を推奨しています。

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