1歳になると、絵本を自分で持つ、指差す、同じページを何度も開くなど、0歳とは違う関わりが見えてきます。一方で、途中で歩き出したり、答えを待たずにページをめくったりすることも自然です。
1歳の絵本は、言葉を覚えさせる教材としてではなく、指差しやまねっこを親子の短いやりとりに変える道具として選びます。
1歳の絵本選びで見る3つのポイント
指差せるものが一つずつ出てくる
動物、乗りもの、食べ物など、ページごとに見つけやすいものがある本は、指差しから会話へつなげやすいです。大人が先に名前を言い切らず、『どれかな』と待つ時間を作ります。
まねっこできる音や動きがある
手をたたく、声をまねる、体を揺らすなど、正しい答えがいらない参加ができる本は、言葉が増える前でも楽しめます。できたかを採点せず、子どもが選んだ動きを一緒にまねします。
同じ流れをくり返せる
1歳は同じ場面をくり返すことで、次に何が出るかを待つ楽しさが生まれることがあります。最後まで読むことより、好きなページを見つけて何度も読む使い方を優先します。
読み聞かせ中に歩き出したら
絵本から離れたときは、追いかけて読み続けません。『また見ようね』と閉じ、生活の別の場面で本を手に取れるようにします。眠い、空腹、周囲が騒がしいなど、その日の条件も一緒に見ます。
年齢だけで選ばないためのメモ
対象年齢は本を探す入口ですが、家庭の読み方を固定するものではありません。言葉の数や指差しの回数を一冊だけで比べず、遊び、食事、散歩など普段の様子も合わせて見ます。
前後の月齢と発達の入口は1歳2か月前後の発達と遊び、読み聞かせの続け方は絵本の読み聞かせ効果とコツへ進めます。
読み聞かせの基本は絵本文化推進協会の案内、家庭で教材を比べるときは0歳・1歳の教材比較を見るから確認できます。
よくある質問
指差しをしないと絵本が合っていませんか?
指差しだけが楽しみ方ではありません。目線、声、ページを触る動きなど、子どもが向いた反応を一緒に見ます。
同じ絵本ばかりでもよいですか?
同じ本を選ぶことは自然です。新しい本は一冊ずつ足し、今気に入っている本との違いを比べる程度で十分です。