外出先の待ち時間に絵本があると、子どもが落ち着くきっかけになります。一方で、荷物が増える、周囲に音が響く、途中で片付けにくいなど、家とは違う条件もあります。
外出先用の絵本は、長く読むためではなく、数分だけ親子の注意を向けるための道具として選ぶと使いやすくなります。
持ち運ぶ絵本を選ぶ3つの基準
片手で扱いやすい大きさと重さ
抱っこやベビーカーのそばで読むことを考え、厚すぎず、片手で支えやすい本を選びます。紙の角や破れが気になる場合は、外出用と家用を分ける方法もあります。
一見開きで区切りやすい
呼ばれた、順番が来た、移動することになったときに、途中で閉じても区切りがつく本が便利です。物語の続きが気になっても、まずは安全に移動することを優先します。
声を出さなくても楽しめる
待合室や乗り物では、指差しや絵探しだけでも楽しめます。大きな声で読むことが難しい場所では、口元だけ動かす、絵を一緒に見るなど、場所に合わせて方法を変えます。
待ち時間に使う短い読み方
最初に『今日はここまで読んだらしまおうね』と区切りを決めます。子どもが選んだページを一つ見て、『見つけたね』『ここにいるね』と短く返し、終わりの合図を作ります。
読まない日があっても問題ありません。水分、抱っこ、周囲の安全確認など、外出先で必要なことを優先します。絵本を出すことでかえって気持ちが高ぶるときは、しまって別の方法へ切り替えます。
年齢と外出先に合わせて組み合わせる
1歳前後で乗りものに興味がある場合は1歳の乗りもの絵本の選び方、音や指差しを楽しみたい場合は月齢別の絵本選びから関連する本を探せます。
読み聞かせの基本は絵本の読み聞かせ効果と家庭での続け方、基本的な読み聞かせの考え方は絵本文化推進協会の案内で確認できます。
よくある質問
外出先では何分読めばよいですか?
時間の目安を決めるより、次の予定や子どもの状態で区切ります。一見開きだけでも外出先での親子時間になります。
本を持っていくと荷物が増えませんか?
毎回持参する必要はありません。待ち時間が長い日だけ、小さく軽い一冊を選ぶなど、外出の目的に合わせて決めます。