寝る前に絵本を読もうとしても、子どもが動き回る、途中で閉じる、保護者が疲れて続かないことがあります。毎晩何冊読むかを目標にすると、親子の負担が大きくなりがちです。
寝る前の絵本は、眠りに入る前の合図を一つつくる時間として、短く続ける方法があります。
続けやすくする3つの調整
絵本の前の手順を固定する
歯みがき、照明を落とす、絵本を一冊選ぶ、というように順番を決めます。時刻がずれても、同じ流れが残ると始めやすくなります。
一冊ではなく一場面で終えてよいと決める
眠そうな日は表紙と好きなページだけにします。『今日はここまで』と穏やかに終えると、読むこと自体が負担になりにくくなります。
選択肢を二冊に絞る
たくさん並べると選ぶ時間が長くなるため、保護者が読める二冊から選んでもらいます。選んだあとに別の本へ変わっても、その日の一冊を決め直して構いません。
眠気や興奮が強い日の読み方
眠気が強い日は、声を低くするより、文章を短く区切ってゆっくり読む方が調整しやすいことがあります。ページをめくる速さは子どもに合わせます。
逆に、絵本で興奮して眠れない日は、音のくり返しが少ない本に替える、読む場所を寝室の外にする、読む時間を短くするなどを試します。絵本が原因と決めつけず、その日の昼寝や刺激も合わせて記録します。
家庭で見る次の指標
読む冊数ではなく、開始から終わりまでの時間、途中で離れた場面、寝室へ移るまでの流れを一行で残します。数日分を見ると、続きやすい本や時間帯が分かります。
年齢に合う読み聞かせの工夫は絵本の読み聞かせ効果とコツ、0歳の生活リズムの見方は生後0ヶ月の発達・遊び方まとめにもつなげています。
参考:厚生労働省の母子保健情報。睡眠や健康に強い心配がある場合は、医療機関や自治体の相談窓口へ相談してください。