生後8ヶ月の絵本の選び方|動きが増える時期の読み聞かせ

生後8ヶ月の絵本の選び方|動きが増える時期の読み聞かせ

生後9ヶ月ごろは、ハイハイやつかまり立ちで行きたい場所が増え、絵本の前にじっと座れない日もあります。ページを勢いよくめくる、同じ絵を何度も指さす、本を持って移動することも、この時期らしい関わり方です。

読み聞かせは、最後まで読ませるための時間ではありません。赤ちゃんが気になった絵や音に、大人が短く言葉を返す時間として考えると、無理なく続けやすくなります。

1冊を読み切れない日があっても大丈夫です。好きなページを一緒に見るだけでも、親子の絵本時間になります。

9ヶ月ごろは「動きたい」と「見たい」が同時にある

興味の対象が次々に変わると、読んでいる途中で立ち上がろうとしたり、本を閉じたりします。そこで止めようとするより、「ぞうさんだね」「次のページだね」と、今見ているものに短く添える方が、親子ともに気持ちよく終わりやすくなります。

絵本以外の遊びや、9ヶ月ごろの生活の見通しは生後9ヶ月の発達・遊び方まとめで確認できます。

生後9ヶ月の絵本選びで見たい3つのこと

見開きで絵を見つけやすい

身近な食べ物、動物、乗りもの、顔などが大きく描かれている本は、赤ちゃんが気になったものを見つけやすいです。言葉をたくさん教えようとしなくても、見つめた絵の名前を一言返すだけで十分です。

くり返しや音を楽しめる

擬音や短いくり返しがある本は、本文どおりに読めない日でも楽しみやすいです。赤ちゃんの声や表情をまねして返すことも、絵本を介したやりとりになります。

途中で終えても区切りをつけやすい

長いお話を最後まで読むことより、1ページや見開きでいったん終えられることが大切な日もあります。保護者が疲れている日は、短く開いて閉じる選び方で構いません。

動きながら読むときの、短い関わり方

  • めくりたがったら:止めずに「次は何かな」と一緒に進む
  • 指をさしたら:「犬がいるね」など、見ているものを短く言葉にする
  • 立ち上がったら:本を持って追いかけず、その日はそこで終えてもよい
  • 口に入れようとしたら:無理に引っ張らず、見守りながら丈夫な本に替える・時間を短くする

赤ちゃんの反応は日によって変わります。何度も同じ本を開きたがる日もあれば、全く見ない日があっても自然です。

0歳の絵本を、生活の中で続ける

機嫌のよい朝や昼に読む日も、寝る前に短く開く日もあります。夜の親子時間に取り入れたいときは0歳からの寝かしつけ絵本、読み聞かせ全体のコツは絵本の読み聞かせ効果とコツ、0歳向けの本をまとめて探すときは0歳におすすめの絵本まとめを参考にしてください。

よくある質問

生後9ヶ月で絵本を破ろうとします。読ませない方がよいですか?

触りたい気持ちが強い時期でもあります。保護者がそばで見守り、扱いやすい本に替える、読む時間を短くするなど、家庭で安全に続けられる方法を選びます。

同じ絵本ばかり選びます。別の本も読んだ方がよいですか?

同じ本をくり返し楽しむことがあっても問題ありません。赤ちゃんが反応する本を軸にしながら、気分のよい日に別の本を一冊そばへ置くくらいで大丈夫です。

参考情報:文部科学省「子供の読書活動の推進」

この記事の監修者
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子ども教育福祉 専門監修

  • 発達心理学
  • 幼児教育
  • 知育研究
  • 乳幼児の発達支援

子ども教育福祉を専攻し、現場の経験のある専門家が、発達心理学や知育研究に基づき全記事を監修しています。医療的な判断が必要な内容は、必ず専門機関への相談を推奨しています。

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