『どのはな いちばん すきな はな?』は何歳ごろ?
『どのはな いちばん すきな はな?』は、花の色や形を見ながら、親子で『どれが好き?』を楽しみたいときに取り入れやすい絵本です。対象年齢だけで反応を決める本ではなく、0〜2歳ごろの子どもが、指差し・目線・声・ページをめくる動きで参加できます。1歳前後なら、答えを言わせるより、選んだ花を大人が受け止める読み方から始めると自然です。
結論:花の名前を覚えたかではなく、目を向けた花、手を伸ばした色、声や表情が変わった場面を一つ見つける絵本です。最後まで読めなくても、そのページで終えて構いません。
この絵本で試せる3つの読み方
1. まずは好きな花を一つだけ待つ
ページを開いたら、大人がすぐに花の名前を説明せず、子どもの視線が止まる場所を待ちます。手で触る、体を乗り出す、声を出すことも返事です。『赤いね』『ここを見たね』と短く返し、正解を尋ね続けないようにします。
2. 散歩や窓辺の花とつなげる
読み終わったあとに、同じ花を探しに行く必要はありません。ベランダや道端で見つけた色を『絵本にもあったね』と振り返るだけで、絵と生活がつながります。花に触れるときは、植物や場所の安全を確認し、無理に触らせません。
3. 途中で閉じたら、そこで一区切りにする
歩き出す、別のページを開く、眠そうになるときは、読み聞かせを中断して大丈夫です。『またあとで見ようね』と閉じることで、本を最後まで読めないことを失敗にしません。
書誌情報と年齢の見方
著者・出版社などの書誌情報はCiNii Booksの書誌情報で確認できます。自治体の読み聞かせ案内では、0〜2歳向けの花の絵本として、ページをめくりながら楽しむ視点が紹介されています(燕市の絵本案内)。
対象年齢は本を選ぶ入口であって、子どもの発達を判定するものではありません。絵本で反応が薄い日も、眠気・空腹・周囲の音などを含めて様子を見ます。生活全体で気になることが続くときは、健診や地域の相談先へ具体的な場面を伝えてください。
次に見ると、家庭での使い方が続きます
月齢の様子と遊びを一緒に見るなら1歳の発達・遊び方まとめ、読み聞かせを続ける工夫は絵本の読み聞かせ効果と家庭での続け方へ進めます。言葉の様子を一冊だけで判断せずに整理したい場合は1〜2歳の言葉が気になるときの相談準備を確認してください。
| 著者 | 作:いしげ まりこ 絵:わきさか かつじ |
|---|---|
| 出版社 | 福音館書店 |
| 発行日 | 2017年03月05日 |
| ISBN | 9784834083224 |
| 価格 | ¥990 |
| ページ数 | 20ページ |
| 対象年齢 | 1歳 |
絵本のあらすじ
ぱーっとひらいた赤い花、ぴゅーんとのびてる白い花、ダイナミックに咲く花、ゆうらり風にそよぐ花、可憐な小花……。赤ちゃん絵本の定番『ぶーぶーぶー』の作者、脇阪克二さんが庭先に咲く色とりどりの花を明るく軽…
読み聞かせのポイント
1歳頃のお子さまは「真似っこ」が大好きな時期。
『どのはな いちばん すきな はな?』を読むときは、絵に合わせて動作や表情をオーバーに表現してみましょう。
「わんわん!」「ぴょーん!」など擬音語・擬態語は大きめの声で。
お子さまが同じ言葉を真似しようとしたら、たっぷり褒めてあげてください。
そのやりとりが、ことばの発達を力強く後押しします。
この絵本で育まれる力
- 🗣️ 発語の促進:繰り返しの言葉が「しゃべりたい!」気持ちを引き出します
- 🎭 模倣力:絵の動作を真似ることで体の使い方を学びます
- 🔍 観察力:細かい絵を「これなに?」と指さして探索します
- ❤️ 共感力の芽生え:登場人物の表情から感情を読み取り始めます
ママ・パパへのひとこと
「うちの子、じっとして聞かないんだけど大丈夫?」
大丈夫です!1歳はそれが普通。
途中でページを行ったり来たりしても、興味のあるページだけ見ても、それで十分読み聞かせになっています。
書誌情報参照元:絵本ナビ
この絵本を選ぶ前後の家庭メモ
『どのはな いちばん すきな はな?』を選ぶときは、子どもが花の名前を言えるかではなく、色・大きさ・ページの変化のどこに目を向けるかを見ます。自治体の案内では0〜2歳向けとして紹介されていますが、対象年齢は発達を判定する数字ではありません。
選ぶ基準は『反応を引き出せるか』ではなく、親子で一緒に眺めやすいか。反応が小さい日も、その日の体調や環境を含めて無理なく使います。
借りる・買う前に見ること
花や色に興味を持ち始めた時期なら、表紙を見せて手を伸ばすか、ページをめくりたがるかを確認します。選ばなくても、図書館で中身を少し見て、家庭の時間に合う長さかを確かめれば十分です。
読むときに残す一つの手がかり
よく見た花の色、何度も戻ったページ、読み手の声に表情が変わった場面から一つだけ選びます。『好きだった?』と答えを求める代わりに、『ここを見たね』と大人が言葉にします。
次に借りる本を決めるとき
記録した手がかりをそのまま次の条件にします。色を見ていたなら色の絵本、ページの変化を楽しんだなら仕掛けの少ない短い絵本など、条件は一つに絞ります。別の本へ移らなくても、同じ本を選んだ理由を残せば次回の比較に使えます。
同じ本をくり返すときは同じ絵本ばかり読むときの見方、反応を記録するときは読み聞かせメモ、本を探す入口を広げるときは絵本一覧へ進めます。
書誌情報はCiNii Books、乳幼児の読み聞かせの基本は東京都立図書館の案内、0〜2歳向けとしての紹介は燕市の図書館案内で確認できます。
『どのはな いちばん すきな はな?』の選び方
この絵本は、花の色や形を見比べながら「どれが好き?」と親子でやりとりしやすい一冊です。年齢だけで合う・合わないを決めるのではなく、子どもが指さす、目を向ける、名前をまねるなどの反応を手がかりにします。
書名と書誌情報は、版元ドットコムの書籍情報と、福音館書店の注文一覧を参照しています。
家庭でできる読み方の具体例
花のページで急いで答えを求めず、「赤いね」「丸いね」「どれかな」と短く声をかけます。指さしがなくても、目線や表情が変わったところを大人が言葉にすれば十分です。
散歩や公園で花を見つけた日は、絵本と同じ色を探してみます。実物と絵が同じでなくても、見比べる遊びとして楽しめます。
「好きな花」をすぐに答えられなくても、選ばせることを急がなくて大丈夫です。
東京都立図書館も、0〜1歳の読み聞かせは月齢で一律に決めず、子どもが興味を示さないときは次の機会を待つ考え方を示しています。
読み聞かせの基本を公的な案内から確認したい場合は、東京都立図書館「家庭の中での読書」も参考になります。
次に読み比べたい記事
1歳の絵本を、指さし・まねっこ・繰り返しという家庭で見やすい軸から選びたいときは、1歳の絵本の選び方へ進めます。
花や季節の変化を楽しむ読み聞かせから、月齢ごとの遊び方も見たいときは、1歳の絵本・発達記事一覧も確認できます。