絵本を読むとき、『これは何?』『何色?』と質問を続けても、子どもが答えないことがあります。眠気や周囲の音、別のページへの興味など理由はさまざまです。質問を減らし、大人が見つけたものを短く話すだけでも、親子の読み聞かせになります。
答えを引き出すことより、子どもが見たものを大人が受け止めることを先にします。指差し・視線・声・ページをめくる動きも反応です。
質問を減らす3ステップ
まずは大人が一言だけ話す
『赤い花だね』『ここにいるね』と、見えているものを一つだけ言います。子どもが反応したら、その反応を繰り返し、次の質問を急がないようにします。
選択肢を並べすぎない
『赤と黄色どっち?』と決めるより、『どれを見てるかな』と待ちます。答えがなくても、目線が止まった場所を大人が言葉にすれば十分です。
閉じる合図を作る
離れた、閉じた、眠そうになったら『また見ようね』で終えます。読了や返答の数を、その日の発達の評価に使いません。
花の絵本で実践する
花を選ぶ絵本の具体例は『どのはな いちばん すきな はな?』を見る、質問をせずに反応を記録する方法は読み聞かせメモで確認できます。月齢の普段の様子も合わせて見たいときは1歳の発達・遊び方まとめへ。
読み聞かせの基本的な考え方は保育現場の読み聞かせ記事、書誌情報はCiNii Booksも参考にできます。