図書館から借りた絵本は、返却日が来ると手元から離れます。返す前に、子どもが見たページや何度も開いた場面を短く残しておくと、次に借りる本を探すときの手がかりになります。評価や感想文を完成させる必要はありません。
返却前に残すのは、子どもの反応を一つだけ。『もう一度』のページ、好きな色、聞きたがった音のどれかを選びます。
返す前の3分メモ
表紙とページを一つ残す
本の名前と、よく開いたページを一つ書きます。ページ番号が分からなければ、動物や色など見えたものだけでも構いません。
家で読んだ場面を残す
朝に見た、寝る前に開いた、途中で閉じたなど、生活場面を一つ添えます。読み聞かせの回数を正確に数える必要はありません。
次に試す条件を一つ決める
同じ題材、短い文章、指差ししやすい絵など、次に試す条件を一つだけ決めます。
次の本選びへつなげる
図書館で借りる前の確認は0〜2歳の図書館選び、家庭の反応を残す方法は読み聞かせメモへ。
乳幼児の読み聞かせの案内は東京都立図書館の資料も参考にし、書誌情報はCiNii Booksで確認できます。
返却後に次の本へつなげる方法
返却前のメモは、次に同じ本を探すためだけでなく、違う本を試す条件を決めるためにも使えます。『動物がよかった』『短い場面なら開けた』のように、共通点を一つに絞って探します。
貸出情報と反応を分ける
本の名前や返却日は図書館の利用記録として、好きだったページや読んだ時間帯は家庭のメモとして分けます。感想を完成させることより、次に探せる情報を残すことを優先します。
同じ本がないときの代わり方
同じ本を借りられないときは、題材、絵の色、音のくり返しなど、近い条件の本を一冊だけ試します。似ていなくても、子どもが選べばその本から記録を始めます。
返却日や貸出冊数は図書館ごとに異なります。利用している図書館の案内を確認し、子どもが本を扱うときは保護者がそばで見守ります。