生後8ヶ月ごろ、少し離れただけで泣いたり、ハイハイで後を追ってきたりする姿に、家事もトイレも落ち着いてできないと感じることがあります。
後追いが目立つ時期や強さには個人差があります。まずは『泣かせないようにしなければ』と一人で抱えず、赤ちゃんの安全と、保護者が少し休める段取りの両方を大切にしましょう。
後追いは、保護者の姿が見えなくなることに反応する行動の一つです。時期や続き方を比べすぎず、困る場面を一つずつ楽にしていきます。
8ヶ月ごろに後追いが目立つことがある理由
移動できるようになると、赤ちゃんは自分で保護者のいる方へ近づけるようになります。顔が見えなくなったときに泣いたり、あとを追ったりする反応が出ることがあります。
厚生労働省の母子保健資料でも、生後半年から1歳ごろの多くの子どもに見られる問いとして『親の後追いをする』が扱われています。月齢だけで決めつけず、毎日の様子を見ます。
この時期の動きや生活の変化は、生後8ヶ月の発達・遊び方まとめで確認できます。
家事・トイレで泣くときの、無理を減らす工夫
- 短く声をかける:見えない場所へ行く前に「すぐ戻るね」と、いつもの言葉で伝える
- 安全な場所を先に作る:床やベビーサークルなど、離れる数分だけでも見守りやすい場所を整える
- できる用事を小さく分ける:一度に終わらせず、戻れる用事から取りかかる
- 助けを使う:家族に数分預ける、家事を減らすなど、保護者が休める方法も選ぶ
泣いている間にすべてを済ませようとしなくて大丈夫です。安全を確認したうえで短く離れ、戻ったら抱っこや声かけで再会する、という繰り返しでも構いません。
後追いがつらい日に、保護者が責めなくてよいこと
後追いが続くと、赤ちゃんをかわいいと思う気持ちと、少し一人になりたい気持ちが同時に出ることがあります。どちらも自然なことです。
食事や睡眠が取りにくい、気持ちが張り詰める、手伝いを頼めないと感じるときは、身近な人や地域の相談窓口、小児科などに早めに話してみましょう。赤ちゃんの様子だけでなく、保護者のしんどさも相談してよいことです。
親子で『離れて戻る』を楽しむ遊び
いないいないばあのように、見えなくなってもまた顔が見える遊びは、短い親子のやりとりに取り入れやすい方法の一つです。赤ちゃんが嫌がる日は無理に続けず、笑えるところで終わります。
スキンシップや、安心できる関わりの考え方は愛着形成って?スキンシップと愛着の大切さで詳しく紹介しています。読み聞かせを短い親子時間にしたいときは、絵本の読み聞かせ効果とコツも参考になります。
よくある質問
後追いがないと心配ですか?
後追いの出方には個人差があります。後追いだけで発達を判断せず、気になることが続く、ほかにも心配な様子があるときは、健診や小児科などで日頃の様子を伝えて相談しましょう。
いつまで続くか、目安はありますか?
始まる時期や落ち着く時期には幅があります。『何ヶ月で終わるはず』と決めず、今困る場面を安全に乗り切れる工夫を増やしていく方が、家庭では役立ちます。