| 著者 | 作:西内 ミナミ 絵:堀内 誠一 |
|---|---|
| 出版社 | 福音館書店 |
| 発行日 | 1966年12月 |
| ISBN | 9784834000832 |
| 価格 | ¥1,320 |
| 対象年齢 | 3歳 |
絵本のあらすじ
ぐるんぱは、とっても大きなぞう。 でも、ずっとひとりぼっちでさみしく暮らしてきたのです。 からだもきたなくて、くさいにおいもして……時々涙を流したりして。 見るに見かねたジャングルのぞうたちが、会議…
読み聞かせのポイント
3歳になると、お話の世界に入り込む力が格段に育ちます。
『ぐるんぱのようちえん』を読むときは、一緒に「もしも自分だったら?」を想像してみましょう。
読み終わった後に「続きはどうなると思う?」と聞くのも楽しいですよ。
お子さまのオリジナルストーリーに耳を傾けてみてください。
想像力と表現力を同時に伸ばす、最高の時間になります。
この絵本で育まれる力
- 🌟 想像力・創造力:お話の世界を自分なりに広げる力が育ちます
- 🗣️ 表現力:感じたことをことばにする力が磨かれます
- 🤝 共感力:登場人物の気持ちを深く理解するようになります
- 📚 読書好きの土台:本の世界の楽しさを体で覚えていきます
ママ・パパへのひとこと
3歳頃から、子どもは読み聞かせに「突っ込み」を入れるようになります。
「なんで〇〇なの?」「これへんじゃない?」——その疑問、全部拾ってあげてください。
『ぐるんぱのようちえん』で生まれた会話が、お子さまの考える力をぐっと引き出してくれます。
書誌情報参照元:絵本ナビ
読み聞かせで広げたいこと
入園や集団生活へのイメージを、物語の中でゆっくり広げやすい絵本です。
園生活の準備として読む場合も、不安をあおらず「いろいろな場所で役に立つことがあるね」と安心へ戻す読み方が合います。
3歳向けの絵本をまとめて探したい場合は、3歳におすすめの絵本まとめも参考になります。
読み聞かせ全体の考え方は、絵本の読み聞かせ効果とコツで整理しています。
寝る前の親子時間に使いたい場合は、夜泣き対策と寝かしつけの工夫もあわせて確認できます。
絵本だけでなく、日中の遊びや教材も含めて家庭に合う関わり方を考えたい場合は、0歳・1歳の通信教育比較や2歳・3歳の通信教育比較も、急いで申し込む前の整理に使えます。
3歳ごろから、失敗や『自分の居場所』を話すとき
『ぐるんぱのようちえん』は、大きくなっていく世界を楽しみながら、うまくいかなかった経験にも触れられる絵本です。年齢の目安は3〜4歳ごろとされていますが、最後まで理解できるかより、子どもが好きな場面に反応するかを見ながら読むと選びやすくなります。
読むときは「失敗しても大丈夫」と結論を急いで伝えるより、「大きいね」「どうしてこんなに大きくなったんだろう」と、子どもが気になった場面を一緒に眺める方が自然です。園生活や新しい集団が気になり始めた子には、読み終わったあとに『今日、楽しかったことはあった?』と一つだけ聞く程度でも親子の会話につながります。
幼稚園を好きにならせるための本として使う必要もありません。園の話題が重くなりそうな日は、絵の大きさやくり返しを楽しんで終える読み方で大丈夫です。
次に見ると整理しやすいページ
- 3歳におすすめの絵本まとめ:園生活や気持ちの変化に合う絵本を探したいときに。
- 生後36ヶ月(3歳)の発達・遊び方:3歳ごろの言葉や遊びの見通しを確認したいときに。
- イヤイヤ期どうする:気持ちの切り替えや自分でやりたい気持ちに迷うときに。
- 絵本の読み聞かせ効果とコツ:感想を急がず、親子で会話を楽しむ読み方を確認したいときに。
対象年齢はあくまで目安です。子どもが見たがる場面、笑う場面、途中で止まりたがる場面を手がかりに、その家庭の読み方を選んで大丈夫です。
参考情報:福音館書店「ぐるんぱのようちえん」、鳥取県立図書館「ぐるんぱのようちえん」
『ぐるんぱのようちえん』は、年齢より反応で読む
大きくなったぐるんぱを見て笑う、同じ場面を何度も開くなど、反応があれば物語を全部説明しなくても大丈夫です。3歳前後では、子どもが気になった大きさや色を短く言葉にして返します。
園生活の不安を解決する本として結論を急がず、「今日も大きかったね」のように絵本の感想を共有して終えると、話題が重くなりにくくなります。
3歳ごろの遊びや言葉も一緒に整理したいときは3歳の発達・遊び方、年齢別の絵本は3歳におすすめの絵本まとめへ進めます。
『ぐるんぱのようちえん』は何歳から?読む前に見るポイント
対象年齢で迷うときは、最後まで聞けるかよりも、ぐるんぱの失敗や居場所を見つける場面に、子どもがどんな反応をするかを見ます。年長の子は「どうして大きくなったのかな」と話し、まだ小さい子は大きなものや繰り返しの絵を楽しむこともあります。
対象年齢は、読める・読めないを決める線ではありません。 気になった場面で止まり、子どもの言葉や指さしを受け取る読み方で十分です。
幼稚園や集団生活の話題を絵本から始めたいときは『ほいくえんのいちにち』、3歳ごろの次の一冊を探すときは3歳向け絵本の選び方、読み聞かせの続け方は読み聞かせのヒントも参考にしてください。
よくある質問
何歳児向けですか? 年齢だけで決めず、絵や繰り返しを楽しめるか、登場人物の気持ちについて話したがるかを目安にします。同じ絵本でも、年齢によって気になる場面は変わります。
やりとりを楽しむ絵本をもう一冊選ぶなら
大きな出来事を楽しむ絵本の次に、短いやりとりを親子でまねしたいときは『どうぞのいす』も候補です。「どうぞ」「ありがとう」を声に出して、子どもが好きな場面から読んでみてください。
年齢で急いで決めるより、繰り返しを楽しめるか、次の場面を待てるかを目安にすると選びやすくなります。
『ぐるんぱのようちえん』は、できたことを探しながら読む
『ぐるんぱのようちえん』を読むときは、失敗しても別の場所で役立つという流れを、子どもの園生活や新しい挑戦と重ねすぎずに楽しめます。
「ぐるんぱは何を作ったのかな」と絵を見て話し、子どもが気に入った場面を一つ選びます。大人が先に正しい感想を言うより、面白い・大きい・ちょっと怖いなどの言葉を待ちます。
園や集団生活の不安がある日は、絵本の登場人物と子どもを同じだと決めつけず、「この場面はどう思う?」と距離を置いて聞きます。話したくないときは、絵を見るだけで終えて構いません。
対象年齢3歳は選ぶ目安であり、読み方を固定する年齢ではありません。短い場面だけを読む日、最後まで読む日を家庭の余裕で変えます。
絵本の感想を無理に聞き出さず、話したくなったときに戻れる余白を残します。
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参考情報:絵本文化推進協会の読み聞かせ案内